断捨離

前回投稿してから約20日経つが、その間に感染が疑われるクルーズ船が横浜港に強制停泊させられ、乗客は船内で2週間以上隔離され検査の結果約700人の感染が確認された。国内でも感染が徐々に広がり、本日(3月10日)現在500人以上の方が感染し、死者も16人と報道されている。

 

政府も先月末から全国の小中高校を春休みまで一斉休校を決め、大型イベントの自粛を主催者に要請したので、プロ野球Jリーグ、大相撲は無観客試合となり、繁華街への人の往来も減り、世の中異様な雰囲気だ。

 

そんな中、私が普段利用している体育館、公民館、テニス場が3月2日から 3月15日まで休館、閉場となり、テニス、卓球は全て中止となった。私の日常生活はテニス、卓球で回っていたので、2週間も予定表が空欄になったのは、連れ合いが亡くなって以来のことだ。

 

急に空いた時間ができたので、何をしようかと考える。今までやろうやろうと思いながらもなかなか手が付かなかった「断捨離」を少しずつやることとした。

 

まず、倉庫から手を付ける。息子が使わなくなったスキー道具とか、パラボラアンテナや車いすといった量のはる不用品が倉庫の8割位を占め、それらを処分することによりスッキリとした気分となった。譬えは悪いが便秘が解消されたようだ。

 

次に14年前に亡くなった連れ合いの衣料品の処分にかかる。大きなビニール袋に1着づつ詰め込む毎に、それを着ていたころの姿が思い出され感慨深い。処分後は、こちらもクローゼットがスッキリし気持ち良い。

 

「断捨離」は始まったばかりだ。今、我が家の押し入れ、タンス、棚等に収納しているもののうち、処分してもよいものは8割くらいあると思われるので、まだまだ成し遂げるまでにはかなりの時間が必要だ。