レンジフード

「TBS大沢悠里ゆうゆうワイド」を聞いていて、その中のラジオショッピングのコーナーで、キッチンや風呂、トイレのクリーニングが紹介されていた。風呂やトイレは自分でもなんとかなるが、キッチンのレンジフードクリーニングは大変で、年に一度の暮れの大掃除にやるくらいで、手を焼いていた。

 

始めの頃は、フィルターとカバー外側のみ油汚れを取っていたが、カバー内側やファンには手をつけず、ここ数年はフィルターも手を抜いていた。

 

ラジオを聞いた時は、申し込もうかと思ったものの、ぐずぐずして時が経ち2週間が過ぎてしまった。「まだ申し込み受け付けてくれるかしらん?」と電話すると、運よく間に合った。そして業者から直接電話が入り、クリーニングの日取りが決まった。

 

当日14:00に、時間通りに作業の方が来た。レンジ周りは事前に私の方で片づけておいたが、シンクや食洗棚周りは、レンジフードの掃除には関係なかろうと、そのままにしておいた。

 

その作業員さんは、レンジ、シンク、食洗棚とキッチンのレンジ側を全てビニールシートで覆い、床もシートを敷いて、クリーニングによる汚れ防止の段取りをする。そして七つ道具のバケツ、ブラシ、各種の化学洗剤を床に並べる。その手際の良さに驚いた。

 

大きなバケツに給湯器最高温度(60℃)の温水で洗剤を溶かし、その中でフィルターや、ファンを洗っていく。汚水は都度シンクで排水する。油汚れは、高温の方が落ち易いのだ。さすがプロだなと思う。

 

フィルターは、私がブラシで洗った時、塗装がかなりはげ落ちていた。今回来た作業員さんは、フィルターを洗って乾燥させた後、塗料を塗ってくれた。クリーニングして塗装してくれたので、レンジフードは新規に取り付けたようになり、見違えた。そこまでしてくれるとは、考えていなかったので感激した。

 

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 また、シンクの排水口までもオマケでクリーニングしてくれた。

 

電話で申し込んだ時は、作業は1時間くらいと聞いていたが、この日の作業員さんは、とても丁寧に仕事をされ、終わったのは17:00を過ぎていた。

 

作業が終了して、料金の支払いとなった。請求額18,150円に対して、20,000円を渡し「差額はチップとして下さい」と言うと、「それは受け取れません」とお釣りをくれた。

 

仕事は確実に、規則はキチンと守る、まさにプロの仕事をしっかりと成し遂げて頂き、気持ちが良かった。

 

これで、年末の大掃除がひとつ減り助かる。

 

今年はコロナ禍で、世の中の皆さん自宅時間が増え、普段できなかったところの掃除ができたというような話をよく耳にする。

 

私も緊急事態宣言が出た頃、棚の整理とかし始めたが、根が不精なもので長続きせず、止めてしまった。

 

また大忙しの暮れの大掃除が始まる。