自宅リハビリ生活 6

<リハビリ計画書>

 

入院中、リハビリ病院への、転院をせずに自宅でリハビリ生活することを決めた。病院の医師等のアドバイスもあってのことだが、退院後自分で計画を立てて、実行すればいいんだと気楽に考えていた事も否めない。

 

去年の一次緊急事態宣言が発令された時、食料品の買い物以外、一歩も外出しない日が3ヶ月以上続いたが、運動不足を解消する為に、自宅内でサーキットトレーニングやステップマシン、我流ストレッチを組み合わせて毎日3時間くらい運動していた。

 

それと同じことをすればいいんだと考えていた。

 

退院真近の病院では、家へ帰ったらまず第一に、リハビリ計画書(タイムスケジュール)を作成しよう。それに従ってリハビリすれば、リハビリ病院へ行くのと同じではないかと思った。

 

しかし、退院してしばらくは、リハビリセンター申し込み手続きに負われ、リハビリ計画書も作らず、気の付いた時に、踵の上げ下げや、スクワットを適当にやって誤魔化していた。

 

そのうち、リハビリセンターへも通うようになり、リハビリ運動を施設内で先生に指示されて行う分には何ら抵抗はないが、自宅で一人でやっていると、単調なものが多く直ぐに飽きてくる。

 

リハビリセンターは週一回なので、残りの週六日は自宅でせねばならない。恥ずかしい話だが、退院後まだ自宅で満足のいく室内リハビリはほとんどできていない。

 

ウォーキングもリハビリとして、始めているが、やはり室内よりは、外の空気をを吸った方が気持ち良いし、外の色々な事象に触れた方が、脳の活性化にも効果がありそうで、足は自然と外に向いてしまう。

 

歩くだけでは使われない筋肉がいっぱいあるので、室内運動で補充するのが理想的であろう。頭では分かっているのだが・・・

 

 

今回は計画書も作っていないので、「計画倒れ」ではないが、「計画倒れ」といえば、遠い昔の学生時代、試験前にその試験に向けての、タイムスケジュールを作っていたことを思いだす。

 

作成時には十分余裕をもたせたつもりで作るのだが、大抵は試験間際にそのスケジュール通りはならず、あたふたとし、はしょったりして試験に臨んでいた。

 

そんなものだから、計画通りに勉強ができて、試験の結果も良かったというような記憶はほとんどない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思っていた。