退院して一ヶ月以上経った。お陰様で、自宅での生活は不便を感ずる事もなく過ごしている。
個人的には、まだまだ復調はしていないと思っているが、今の私の状態を他人が見れば、もう病気は治ったのではないかと、思われるかもしれない。
・掃除、洗濯、炊事、布団干し、買い物等の家事は入院前していたことは、ほとんどできるようになった。
・歩くことも、2~3時間であれば、普通に歩ける。
・話し言葉も、短い会話であれば、第三者は、私の不明瞭な言葉に気が付かないかもしれない。
しかしである。
・歩くことはできるが、まだ右足の運びがスムースではない。
・前進はできるが、横移動(サイドステップ)が怖い。
・歩けるが、走るのは怖い。
・私の言語は、言語聴覚士が聞けばおかしいところがすぐ分かる。
現在の私の発語明瞭度(1から5の5段階評価、1.0:普通、5.0:発語が理解されない)
は1.5。
今日(2月26日)も午前中、リハビリセンターへ行ってきたが、来所されている人の中には、障害の程度が重い方もおいでになって、歩くのも不自由にされている人も多い。
普通に歩けることを目標にリハビリされている人に比べたら、私などは非常に恵まれており、今の私の状態には感謝せねばなるまい。
しかし私の目標は、テニス、卓球が元のようにできることだ。
走ったり、横移動に不安がある現状では、とてもテニス、卓球はできない。
今日、理学療法士の先生に、質問した。
右足の運びが悪かったり、走ったり、横移動に不安がある原因は、どちらなのか?
①病気の右失調がまだ治っていない。
②3週間ほどの入院で、体幹、下肢の筋力が衰えた。
先生の答えは、両方とのこと。
①の失調は、人により治るのに時間がかかる。
②たった3週間の入院でも、筋力は確実に退化する。
「焦らず少しずつリハビリで、体幹軸を鍛えバランス感覚も向上させていきましょう」と言われた。
下肢トレーニング、体幹トレーニングは、非常に地味なトレーニングで、センターでする分はいいが、自宅で継続してするとなると、かなりの意志の強さが要求される。
がんばらなくちゃ!
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