森山愛子さん(愛ちゃん) 4

森山愛子さん(愛ちゃん)の4回目だ。

  1回目:2020年6月13日投稿

  2回目:2020年9月11日投稿

  3回目:2020年11月27日投稿

 

愛ちゃんは、2月26日から、事務所の先輩 坂本冬美さんの明治座公演に出演している。東京では緊急事態宣言がまだ解除されていない中、よく開催できたものだと感心する。

 

愛ちゃんは、2014年の大阪新歌舞伎座での「坂本冬美特別公演」に出演して以来、ほぼ毎年、坂本冬美さんや五木ひろしさんの公演にお呼びがかかり、出演している。

 

歌謡界の大御所二人に引き立てられるのは、彼女の歌唱力もさることながら、勉強熱心で忍耐強く頑張っている姿がが、認められてのことだろう。

 

特に坂本冬美さんは、なにかにつけ愛ちゃんのことを気遣い、愛ちゃんの15周年コンサートの時の衣装(赤いドレス)は坂本さんが、提供したということだ。

 

愛ちゃんも、これらの出演にはいつも感謝感激し、彼女の夢が自分の座長公演なので、芝居については、周りの役者さんたちにも助けられ、猛勉強を重ねているようだ。

 

今回の歌謡ショーでは、愛ちゃんは、このところのコロナ禍で、無観客での歌唱が多かったので、お客さんの前で歌える幸せに感激していた。

 

愛ちゃんは、3月15日の千穐楽までは、明治座公演をメインにした活動となるのだろう。

 

 

  

さて今回は、私のお気に入りの3曲の動画を紹介する。

 

①赤とんぼ

 

これは、愛ちゃんの、歌の上手さが実感できる動画だ。

 

愛ちゃんが、王様のブランチのレポーターをしていた時、来日したシンディローパーの前でアカペラで「赤とんぼ」を歌い、シンディローパーを感涙させたことは、芸能界では有名な話だ。

 

このことがあってか、「赤とんぼ」は2009年発売のシングル「キャベツ畑のサンマ」のカップリング曲としても収録されているし、愛ちゃんはこの曲を自分のコンサートでもよく歌っている。

 

 


森山愛子 赤とんぼ こぶしうなり解説付

 

愛ちゃんの歌唱力が抜群なことは、このブログでも何度も書いたが、彼女の歌の魅力は技術的な上手さだけではない。色々なものが複合されているのだ。

 

YouTubeの愛ちゃんの動画の全て(と言ってもいいほど)にコメントを掲載しているNさんが、この動画のコメントで、私の言いたいことを代弁してくれている。

 

Nさんのコメント

「愛ちゃんの歌の根本が、ここにイッパイ詰まってますね。郷愁、哀愁、優しさ、温もり、心地よさ、いつまでもあふれてきて、心の奥に深く染み入る余韻、愛ちゃんの魅力は言い尽くせません。素晴らしすぎて」

 

その通りなのだ。

 

 

②恋草子

 

この曲は、2009年8月に発売された「東京挽歌」のカップリング曲だ。

 

愛ちゃんのオリジナル曲は、2004年のデビュー曲「おんな節」から昨年の「伊吹おろし」まで28曲ある。近年のご当地ソング三部作(「会津追分」「尾曳の渡し」「伊吹おろし」)を除くと、ほとんどヒットしていなし、世の中に知られていない。

 

しかし、じっくり聴いてみると、カップリング曲も含め、どの曲も皆良い曲ばかりだ。もっともっと、多くの方々に聴いてもらいたいといつも思っている。

 


『演歌耳袋帖・アネックス』 恋草子 森山愛子さん。。19-10-31アップ

 

一番の歌詞「桜三月弥生の頃は、胸に涙の花吹雪・・・・」はまさにこれからの季節を背景に、若い男女の叶わぬ恋の切なさを歌ったものだ。里村龍一さんの歌詞も良いし、愛ちゃんの恩師水森英夫さんの作曲も歌詞にマッチして良い。

 

 

③演歌みち

 

この曲は松原のぶえさんの、オリジナル曲をカバーしたものだ。

 


森山愛子 演歌みち

 

松原さんのオリジナルも素晴らしいし、私も大好きなのだが、この愛ちゃんの動画を最初に見た時の印象は「森山愛子は、何でこんなにも可愛くて、歌も上手いんだろう!」だったので、その通りコメント投稿した。

 

この素朴なコメントに対し、Nさんから「おっしゃる通りですね。何でかは分かりませんが。とにかく可愛いですね。歌も上手いです。お気持ちお察しいたします。同感です。」との返信をいただいた。

 

あのカリスマ投稿者のNさんから返信を頂き嬉しかった。

 

 

この動画がアップされたのが、2017年10月だから、歌っているのは「会津追分」が発売されたころか。

 

この動画は歌の上手さもさることながら、彼女の可愛さが全面に出たものだ。

 

前奏曲が流れる中、舞台に登場すると、「愛ちゃん!」の野太い掛け声、それに満面の笑顔で応える仕草は、見ているこちらまで頬が緩み笑顔にさせられる。

 

そして歌い終わって、小鼻に皺をよせて明るく笑ってあいさつ、最後にもう一度「愛ちゃん!」の掛け声で〆る 臨場感あふれる動画だ。

 

余談だが、この愛ちゃんコールの主は、KさんであろうとNさんから教わった。

 

Kさんも、愛ちゃんコールをするくらいだから、愛ちゃんの熱狂的なファンなのであろう。動画のコメント欄の常連さんでもある。

 

いずれにせよ、この動画には癒され元気をもらえる。就寝前に見るのも良い。