前回のブログでも書いたように、わが町も8月2日~31日緊急事態宣言が発出され、食料品や生活用品の買い物と、週一金曜にリハビリセンターへ行くこと以外は、自宅での巣ごもり状態が続いている。
リハビリセンターは緊急事態宣言下でも、休止とはならず通常の営業が続けられている。
今回は緊急事態宣言下で始めた新しい生活習慣について、記すことにする。
①室内運動
Stay Home となると、週一のリハビリセンターだけでは、運動不足が懸念されるので、今年も室内運動を再開してみようと思った。
室内運動は、昨年一回目の緊急事態宣言が発出され、外出を自粛していた時、初めて行い、本ブログでも投稿した。(2020-4-16 「室内運動」)
この時行っていたのが、
ⅰ. ウォーキングステップマシン 20分×2
ⅱ.サーキットトレーニング 15分×(2~3)
ⅲ. リバースランジ 20回×3
ⅳ. ストレッチ
ⅰ. は昔テレビの通販で、草笛光子さんが宣伝していたものを購入した。20分以上の連続使用は油圧シリンダが異常に発熱するので不可との取説により、二回に分けた。
ⅱ. はYouTube動画「自宅で10分サーキットトレーニング」、これは脂肪燃焼ダイエット、美活にお役立ちとの触れ込みで、女性を対象にしたものらしい。
インストラクターの田中いずみさんが、アシスタントのお嬢さんと二人で、丁寧に模範運動をして導いてくれる。動画のメニューは、ウォーミングアップ、サーキットトレーニング、クールダウンからなり、動画は25分くらい。(ウォーミングアップ+サーキット)は1回15分を、2回か3回連続で行う。
ⅲ. は、両手を腰に当てて、片足を後方へ目いっぱい引き、引いた足の爪先で床を蹴って元の位置に戻る運動で、左右の足を交互に行う。ウォーキングより脂肪燃焼効果が大きいとも言われている。
ⅳ.は相撲の四股(しこ)を基本とした股関節のストレッチ他、様々なストレッチ
昨年はⅰ~ⅳをほぼ2.5時間かけて、毎日行っていた。始めたのは宣言中の4月からだが、その後宣言が解除され、テニスや卓球が再開されても、それらが無い時は、12月まで続けていた。
今考えると、我ながらよく続けられたなと思う。
そして今年になって、久しぶりにⅰ~ⅳをやってみた。昨年のように、2.5時間続けるのは少々キツイと感じた。
今年は、ⅰのステップマシン、20分を1回、 ⅱのサーキットトレーニングを2回と、ⅳのストレッチを加えて計1.5時間くらいから始めた。慣れてきたら少しずつ延長しようと思う。
⓶鼻うがい
コロナ第5波はピークアウトの兆しが見られず、感染は拡大し続けている。先週の13日には、国内の新規感染者は、初めて2万人を超え、東京は5773人、その他、神奈川、千葉、埼玉など10を超える都府県で最多を更新した。
全国の医療も逼迫しており、対応策が手詰まりで、病気になっても通常の医療が受けられなくなりつつあり、医療関係者から「自分の身は自分で守る」というようなメッセージも出ているという。
先週、ワクチンを2回接種した60代の男性が、感染重症化してお亡くなりなったそうだ。ワクチンを打ったからと言って、油断は禁物だ。
TBSラジオの「おはよう一直線」という番組で、キャスターの生島ヒロシさんが、かなり前から、コロナの予防策として「鼻うがい」が有効のようだと言い続けている。
今迄、ラジオで聞いても、あまり乗り気ではなかったが、私もコロナの自衛策として、「鼻うがい」にチャレンジしてみようと思い立つ。
ネットで調べてみると、「鼻うがい」は0.9%の生理食塩水でうがいをするという。0.9%の食塩水を500㏄作る為には、食塩を4.5g正確に量る必要がある。我が家の料理秤は、最大2㎏、最小目盛が10gで、とても10g以下は計量できない。
ホームセンターへ行く。料理秤は沢山あったが、10g以下が測れる秤は見当たらない。店員さんに尋ねると、プロの人が使うような計器の並んだコーナーに案内された。
みな精密計器として、置いてあるようで、値段もいいお値段だ。その中に6.5×10㎝とコンパクトで、計量範囲が0.2~150gの丁度良い秤があったので、買い求めた。当然ではあるが、バネ秤ではなく、電池使用の電子機器であった。
帰宅して電池をセットして、食塩を計量できるようにしてから、いよいよ「鼻うがい」の準備にとりかかる。
<0.9%の食塩水を作る>
・水をいったん沸騰させて、人肌くらいまでのぬるま湯まで冷ます。(殺菌の為沸騰させ、冷たいと鼻がツーンとして痛くなるから) このぬるま湯500㏄に4.5gの食塩を溶かす。
<鼻うがいの方法>
鼻うがいの方法としては、下記がネットで紹介されている。
1. ドレッシングボトルのようなノズルの付いたボトルに食塩水を入れて鼻に流し込む
2. 洗面器に食塩水を入れて吸い込む
3. ストローで食塩水を吸い込む
4. コップで食塩水を吸いあげる
<実践>
とりあえず初心者が取っつきやすそうな、3のストロー法でやってみる。
ネットに書いてある方法は、
・コップに500㏄の食塩水をいれ、片方の鼻の穴を指で押さえながら、もう片方の鼻の穴からストローで食塩水を吸い込む。(この時食塩水は飲み込まないようにする)
・ストローを外して、吸った鼻の穴から食塩水を出す。慣れてきたら、もう片方の鼻の穴や口から食塩水をだす。
であるが、まずストローと鼻の穴の間に隙間ができ、吸い込んでも食塩水が空気と混ざってうまく吸い込めない。ティッシュで隙間を詰めてようやく少量の食塩水が鼻腔から口に入った。その後その食塩水を鼻から出す。
誰もいないところで一人でやっているから良いものの、とても人様に見せられる姿ではない。
もう片方もやって、初回はここまでとする。このストロー法を翌日もやってみたが、ストローと鼻の穴の隙間から空気が漏れて、鼻の奥まで食塩水入ったという感覚が無い。
三日目は、4.のコップから直接食塩水を吸い込む方法をトライしてみる。
・食塩水をコップの縁まで満杯に入れて片手で持つ
・あごを手前に引き頭を少し前に倒す
・片方の小鼻を指で押さえ、もう片方の鼻をコップに近づけ、鼻の頭を食塩水の中へ浸け、食塩水を直接吸い上げる
・吸い上げた食塩水を鼻から出す。慣れたら口から出す
この方法だとストロー法より食塩水が鼻の奥まで入ったという感覚になり、一部が口にも入りしょっぱい。
以降はこの方法で続けることとする。
鼻うがいは風邪、インフルエンザ、花粉症などの簡単な予防法であるが、注意点もある。
それは、
・鼻に食塩水を入れる時は大きく上を向かない(耳に入り中耳炎の恐れあり)
・吸い込む時に、つばを飲み込まない(耳に洗浄液が入る恐れあり)
・終わって鼻を強くかまない(中耳炎の恐れあり)
などである。
健康法でやっていて、中耳炎でもなったら、本末転倒だ。
鼻うがいを始めて一週間ほどになる。少し鼻がスッキリした感じだが、まだ慣れず上手くできない。それと食塩水は作り置きができないので、人肌の温度の食塩水を毎回作るのが結構面倒だ。