10月になって

今年の異常に暑かった夏と、厳しい残暑が続いた9月が終わり、10月に入ってようやく最高気温も30℃を下回るようになり、過ごし易くなった。

 

9月20日の彼岸の入りにお墓参り行ったのだが、その日の昼には気温が34℃となり、盛夏のお盆と同じように大量の汗をかいた。例年は彼岸にになれば「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り涼しくなって、秋の気配も感じられるのだが、今年は違った。真夏の気候だった。

 

私の記憶では、秋の彼岸がこんなに暑かったのは、今迄の記憶になく初めての経験だった。地球温暖化の影響かもしれない。そうであれば、今年のような夏の異常な暑さは、これからはこれが普通となり、益々暑くなることが予想される。

 

私のような年配の者にとっては、余命までもう少し我慢すれば、やり過ごせるかもしれないが、私の孫の世代が大人になり年を取った時代には、世の中どうなっているのだろう?  全世界の人類が一丸になって地球規模の対策に取り組まねばならないが、果たしてうまくいくだろうか?

 

CO2削減化一つとってみても、世界各国の利害が交錯し、現在、全世界一丸とは言い難い。この先のことを考えると非常に心もとない。少なくとも今は各人一人一人が地球環境を真剣に考えて行動すべきなのだろう。

 

 

 

10月にやっと涼しくなって、秋の気配が少しずつ感じられるようになった。彼岸花は例年より遅めに咲いたようだ。各地のコスモス畑が見ごろになったというニュースも流れている。

 

       写真ACより  Sousuke  48 さんの作品

 

今年は例年9月下旬には香り始めるキンモクセイがまだ香っていない。

 

着るものも、9月までは全くの真夏の恰好で過ごしたが、10月になってやっと朝晩は長袖のシャツを着るようになった。寝具も9月まではタオルケットだけだったが、薄物の布団を押し入れから出した。トイレ便座の暖房電源を切っていたが、座って冷たく感じるようになった。

 

いつも9月になると家の周りでコウロギや鈴虫の虫の音が聞こえたものだが、今年はまだ聞こえない。今年は虫が鳴かないままに秋が深まっていくのだろうか。

 

 

10月3日(火) いつものようにテニスと卓球で楽しく過ごしたが、帰宅して疲れがどっと出た。いつものことだが、今回は特に強く感じ、夕食して早々に床に就いた。それにしても、10年程前は何ともなかったことが、最近は疲れが酷く感じるようになった。加齢の影響でどうしようもないことなのだろう。その現実に向き合って生活していかねばならない。

 

 

10月4日(水) 今週の金曜日は運転免許講習会があり、リハビリに行けなくなったので、その代替で4日の水曜日にリハメンテに行く。金曜日と同じメニューをこなす。ここでは毎週 Yさんと10分ぐらい世間話ををしていたのだが、そのYさんが10月から他の施設に代わることとなった。

 

Yさんは子供の頃から色々なスポーツをやっていて、リハビリに通う前までは卓球クラブに所属し、各地の大会にも出場して活躍していた。二人の息子さんも野球とバスケ部だったので、子供の応援によく観戦していたそうだ。そんなスポーツ好きなYさんなので、野球のWBCとか、バスケットのワールドカップ大会の試合の後は、お喋りもその話題で盛り上がった。

 

スポーツ以外にも家族のこと、出身地の大阪のこと、大阪への里帰り旅行のこと他様々な話題のお喋りを楽しんだ。今後それができなくなることは、非常に残念ではある。次の施設では、今の状態が改善され、暮らしの中で不自由さが少しでも無くなることを祈っている。

 

 

10月5日(木) 夕方、Youtube で音楽を流しながら、夕飯仕度や夕食をしている。最近は主に「ねこねこ兄妹」の曲を聞いていたが、久し振りに「Sax  rubyさん」※のサックス演奏を聞いてみた。歌が入らずに演奏だけなので、BGMとしては申し分ない。

    ※台湾の若い女性のサキソフォーン奏者、日本の演歌や懐メロを演奏して        

     Youtubeで発信している。

 

彼女のプロフィルが謎のままだったので、もう一度ネットで当たってみた。やはり詳しいことは分らなかったが、ネット記事の中で「Sax ruby」についての記事があったので、流し読みした。

 

そこには、彼女の可愛らしい演奏スタイルや彼女のような細くて華奢な体形でよくあのようなダイナミックな音が出るものだと感心していた。このことは私の考えと全く同じだったので、「フムフム、世の中には同じように考える人がいるものだ」と驚いた。

 

そしてよくよく読んでみると、なんとこの記事は私が2021年7月6日にこのブログに投稿した記事だった。2年前に自分が書いた記事の内容は、ほとんど忘れていたのだ。

 

ブログの題名を「Sax rubyさん」としていたので、「Sax  ruby」の検索でこの記事がヒットしたのだろう。びっくりした。

 

 

10月6日(金) 明け方の当地の気温は12℃と、この秋一番の涼しさだった。朝方は雲一つない青空で、昼間も空気が乾燥していて気持の良い初秋の一日となった。昨日富士山の初冠雪が観測されたとの報が入った。 今年もやっと秋が来たなと安心した。

 

 

10月7日(土) いつものように午前中にスーパーへ買い出しに行く。スーパーの品揃えからも、秋が感じられた。果物売り場では、ブドウはまだあるが、桃、梨がなくなり、代わってリンゴ、、柿、みかんが棚の大部分を占めるようになって季節の移ろいを感じる。 

 

午後H卓球へ行くと、先月コロナに感染したSさんが来ていた。コロナはすっかり良くなり、後遺症もないとのことでなによりだ。練習が終わって、二人でMACへコーヒー&談話に行く。

 

大相撲朝之山の九州場所の番付予想が話題となる。新聞やネットの予想では、小結に昇進と、前頭筆頭止まりというものが半々(前頭止まりのほうが若干多いか?)である。私の考えでは、相撲協会としては、小結を3人にして朝之山を小結に昇進させるのが、相撲興行としてはベストと思うのだが、果たしてどうなるか?