曼殊沙華

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            写真ACより  「くまなな」さんの作品

 

郵便局に用事があり、歩いて出かけた。途中道端に曼殊沙華(彼岸花)が数本咲いていた。今年は秋の彼岸が過ぎても最高気温が30℃近い日が続いており、秋は何処へ行ってしまったのかと思っていたが、この花を見てやっと今年の「秋」を感じた。

 

白い花もあるが、やっぱり赤色の方が華やかで良い。「・・あ~かい花ならまんじゅ~しゃげ~・・」という歌にも歌われているくらいだし・・・。

 

この花を見るたびに不思議に思うのは、地面からスッと茎が伸びてその上に華やかな花がのっかていて、葉っぱが無いということだ。葉がないせいか、この花が群生していると、一面鮮やかな真っ赤な絨毯のようになって心奪われる。

 

数年前、高崎線に乗っていて、田んぼのあぜ道や、地蔵堂のような建屋の周りの草むらに一面曼殊沙華が咲いているのを車窓から眺め、その深紅の美しさに目を見張ったのを思い出す。