小さな幸せ

連れ合いを亡くし一人暮らしに近い生活をしている。連れ合いに対する愛情が薄いわけではないが、あまり寂しいと思ったことはない。大変恵まれていて、日々安穏な生活を送れているからだと思う。

 

夏の頃まであった軽い腰痛も快復し、日常生活や運動も支障なく継続できて嬉しい。今はどこも痛いところがなく、精神的なストレスもなく、好きなものを食べ、好きなだけ寝て、好きなように生活しているので、認知症になってしまわないかと心配するほどだ。

 

そんな中、このところ日常の生活の中で「小さな幸せ」を感ずることが多い。例えば 

  ・自分の作った簡単でささやかな料理や漬物が美味しかった時

  ・家事が一段落して、ホットミルクやココアを飲む時

  ・背中に暖かい陽光を浴びながら洗濯ものを干している時

  ・尾籠な話で恐縮だが、お通じをしてお腹がスッキリした時

  ・スーパーで買い物をしていて、3~4才の可愛い女の子と目が合っ      

   て、ニコッと笑ってくれた時

 

こんな「小さな幸せ」の積み重ねで、私の脳内ではセロトニンが沢山分泌され精神安定を保っているものと思われる。大変ありがたいことと、日々感謝している。