師走の日常生活

今年も師走となり、余すところ20日を切った。コロナは、秋頃から新規感染者が減って、落ち着いてはいる。

 

新たに南アフリカで見つかったオミクロン株は、従来のコロナより格段と感染力が強いとされ、世界各国が水際での防止に躍起となっている。オミクロン株は重症化や死亡リスクはそんなに高くないらしいとされてはいるが、今朝のニュースでは、イギリスでオミクロン株による死者が出たと発表された。 

 

我々国民としては、気を緩めることなく従来の感染対策を継続するしかない。夏の第五波のような感染爆発は、もう勘弁して欲しい。

 

今年の師走の街の様子は、コロナ前のような歳末の華やいだ賑やかさにはまだ戻ってないものの、昨年よりはイルミネーションの飾り付け等派手になっているようだ。

 

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     CHRISTMAS  EVE  2021  山下達郎(クリスマス・イブ)動画より

 

私はコロナが拡散して自粛生活になって以来、一度も遠出の外出、旅行とか、友人との 会食、外食には行っていない。毎日日常生活の繰り返しで、たまには非日常の出来事に触れてみたいとの欲求が募る。

 

秋にはコロナが少し落ち着いたので、紅葉を見に遠出のドライブにでも行こうかと思いつつ、グズグズしているうちにそのチャンスを逃してしまった。

 

どこも痛くはなく、平穏に毎日が暮らせるということは、とても幸せなことと常々感謝しているし、病気療養中の方々に比べたら、我が身は非常に恵まれたことと有難く思う。

 

もう少しすると、歳末の買い物、大掃除などと正月を迎える準備で慌ただしくなり、それらは日常生活の中に組み込まれることになり、怒涛の超忙しい歳末週間を迎えることとなる。今回は、それまでのなんてことはない私の日常生活について記すことにします。

 

月間の予定は、月曜日から木曜日は、テニスか卓球のサークル活動が入っており、日によっては両方ある日もある。土日のサークルは基本的には休みだが、卓球が入ることもある。

 

数年前までは、テニスも卓球も2~3時間位したところで、何ともなく物足りないくらいだったが、近年はそれくらいで丁度よくなった。悲しいかな体力は確実に衰えをている。

 

金曜日の午前中は、リハビリトレーニング、土曜日の午前中は、スーパーへの一週間分の買い出しだ。

 

木曜日と金曜日はそれぞれ8時、8時半に自宅を出るので、ガンバって5時過ぎに起きるが、その他の平日は、6時過ぎにトイレに行って、ストーブと床暖をつけてから、もう一度ベッドに戻りラジオ(TBS森本毅郎スタンバイ)をつけ、7時頃起床する。

 

起床してまず一番目にやることは、血圧測定。私は早朝高血圧気味なので、起床時に記録し記帳している。もう15年続けている。

 

洗面後、朝のお勤め、仏壇の水を取り替え、今は亡き父母兄連れ合いへの挨拶と般若心経を読誦する。

 

青汁を1杯飲んでから、朝食の準備、納豆(第24全国納豆鑑評会優秀賞受賞、北海道大粒納豆)を器に入れ、刻みネギとからしを入れて100回以上かき回し、メカブと削り鰹節4.5gに特製たまり醤油(商品に付いているたれは使わない)小さじ1/2弱を加え、さらに50回ほどかき回して用意しておく。

 

その他の副食は、みそ汁、作り置きの豚の生姜焼き(量は多くないが、なるべく動物性タンパク質をとるようにしている)、主に鯖、鰯の魚の缶詰、煮物(野菜、揚げ物等)、焼き鮭、焼き海苔・・・(昨年まではこれらに、つくだ煮類、自家製糠漬けを加えていたが、塩分過剰と判断して止めた)

これらに煮込みうどんを加えることもある。

 

朝食と夕食の時間間隔が短く、昼食は採らないことが多いので、朝はしっかり食べる。

 

朝食後からサークルへ出かける間の時間は、掃除、洗濯等の家事や日誌の整理、パソコンのネットサーフィンなど。

 

サークルから帰って、3時半頃からYouTubeで音楽を聞きながら夕飯仕度だ。最近は毎日 J-WALKを流している。彼らの曲を20曲くらい聞いているのだが、どの曲もみんな良い曲で、何度聴いても飽きない。

 

夕食のメニューは自分の好きなものを、4人分作り、余ったものは翌日、翌々日に回す。2~3日同じものを食べることになるが、食卓上の種類は増える。総菜の煮物は作るが、揚げ物、サラダは原則お店の品だ。焼き魚、煮魚は簡単なので作るが、時間のかかる凝ったものは、作れないし作らない。

 

量は多くないが晩酌するので、メニューはどうしてもお酒の肴、あてとなるようなものが多い。お酒はビール、焼酎(冬はお湯割り)、ウィスキーハイボール、ワイン、清酒(冬は淡麗辛口の熱燗)都度その時の気分で嗜んでいる。

 

冬の時期には、大鍋に鱈(又は鯛)、ホタテ、牡蠣、つくねなどの魚介類、大根、ニンジン、ネギ、白菜等の野菜、平茸、シメジ、舞茸、エノキ、なめこ等のキノコを大量に煮込みお酒を加えて保存しておく。それを都度小鍋に分けて、豆腐を加えて湯豆腐、醤油、麺つゆと麺で煮込みうどん、味噌で味噌煮込みうどん(きしめん)とその時の気分で色々楽しめる。

 

夕食は4時半頃から、食事の初めは、J-WALKを聴きながら飲食しているが、16:50になると、テレビ(NHKの「ニュースシブ5時」)に切り替える。

 

食事の後片付けをして、19:00にNHK-BSP火野正平さんの「にっぽん縦断こころ旅」を見るのだが、この頃丁度お腹がくちて、酔いも回り初めテレビを見ながらウトウトとすることが多い。気が付くと大抵番組の最後で、中身が分からず終わってしまうことも度々だ。

 

その後はブログを書いたり、録画したビデオを見たりする。(生のテレビはほとんど見ない)録画は、J:COM発行のCS放送番組雑誌から、良質な映画やドラマを見たくてするのだが、映画の最初の15分くらい、連続ドラマの第一話を見て、つまらなくて時間の無駄と思うものは打ち切り削除する。最近削除が多い。

 

そんな中では、WOWOWプラスで放送されるWOWOW制作「連続ドラマW」がドラマ作りがしっかりしていて、重厚で、安心して見られるものが多い。

 

21時半頃、風呂に入ってくつろぐ。寒い時の入浴は心身ともに温まる。

 

風呂から出て、寝る前に最近見ているのが、録画したCS放送の「ワカコ酒」だ。

 

これは、BS-TBSで放送している「吉田類 酒場放浪記」の若い女性版とでもいうものか。番組のコンセプトは、「村崎ワカコ26歳、酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう女ひとり酒」というものだ。

 

主人公を演じているのは、武田梨奈さん、実年齢は今年30才だが、OL役がよく似合うとても可愛い女優さんだ。役柄からお酒は好きだが、運動は苦手で大人しく可愛いお嬢さんかと思っていたら、子供の時から空手を習い、現在も女優で空手家の肩書だ。

 

この番組は、ワカコさんが仕事帰りに、一人で和洋中の料亭、料理屋、レストラン等の高級なお店から、ラーメン屋、居酒屋、大衆酒場、赤ちょうちん、時には朝から徹夜明けの常連を相手にしている飲み屋まで、普通若い女性が一人ではとても入りずらいお店までも、果敢に挑戦してお酒を飲んで料理を食べてくるというものだ。

 

そして、お店で食べる料理とお酒の味について、レポートする。彼女の食べっぷり、飲みっぷりは凄く上手で、見ているこちらも生唾を飲み込むほどだ。料理を実に美味しそうに食べ、お酒を実に旨そうに飲む。お酒をグググっと飲んで、顔を半分上げて、恍惚の表情を浮かべて「プッシュー!!」と一声。こちらも彼女に合わせて「プッシュー」と発している。

 

お店は実在のお店で、番組の最後にその時に飲んだお酒の銘柄とともに紹介している。

 

フランス料理店の回で、彼女が「レバーパテ」を食べながら、白ワインを飲んでいた。彼女のその味の説明と飲み食べっぷりがあまりにも美味しそうで、私もフランスパンにつけて食べたくなってしまった。

 

実は私はレバーは大の苦手で、食べてみたいとは今迄一度も考えたことが無かった。それがこの番組を見て、もしかしたら美味しいのかなと思うようになった。

 

先日お店で、「国産鶏レバーのパテ」なるものを見つけた。説明書きには「国産鶏のレバーペースト鶏もも肉を加え、瀬戸内産のなつみかんでさわやかに仕上げました。」と書いてある。

 

早速、その日の夕食に白ワインとともに試食してみる。私の苦手なレバーの鼻にもわっとくる感覚がほとんどなく、普通に食べることができた。が、ワカコさんのように満面笑みでとまではいかなかった。 

 

11時歯磨きをしてベッドへ。NHKラジオ深夜便を聞きながら寝る。10分以内に眠ってしまうことが多い。