上原ひろみさん

2月21日にこのブログで新型コロナのことを書いてから1か月半、当時、まさか世界中を巻き込んだこんなにも深刻な事態になるとは、夢にも思わなかった。4月6日現在世界では131万人が感染し、死者7.3万人、国内では4000人超が感染し100人弱が死亡したと伝えられている。そしてわが国までもが、本日(4月7日)7都府県に緊急事態宣言が発令されることとなってしまった。

 

不要不急の外出自粛、サークル活動の休止、人とは極力合わないよう巣ごもり生活を続けて2ヶ月近くなり、心の中で閉塞感が広がり精神的にもストレスが相当蓄積してきた。緊急事態宣言がでても散歩は許されるとのことだが、歩いていても後ろめたい気分になるのは拭えない。

 

そんなかんだで、自宅生活が長くなり、YouTubeを視聴することも多くなった。

以前、ジャズバイオリニストの寺井尚子さんのことを書いたが、寺井さんの動画を視聴していて、右欄の関連動画の中の上原ひろみさんの動画が気になり何気なく開いてみた。それが、下記の「Suite Escapism: in Between / Hiromi The Torio Project」である。

 

少女のような顔つきの上原さんが、じつに楽しそうに時には口を開け、クライマックスでは椅子から腰を浮かせて鍵盤に叩きつける所作は、見ていてこちらまで興奮してしまう。共演のドラムとギターとのノリも申し分なくピアノの音色と融合している。

直ぐに上原さんのファンになった。

 

私は上原ひろみさんをその時まで知らなかったので、ウィキペディアで調べてみると、静岡県浜松市出身、バークリー音楽大学ジャッズ作曲科等を首席で卒業し、現在はアメリカ在住で、毎年世界を舞台に150公演のツアーを続けている凄いジャズピアニストと分かった。童顔だが今年41才。

 

前回の寺井尚子さんといい、私が知らなかっただけで、お二人ともジャズ界では有名な方であったのだ。私の大好きなお二人の競演があるか思ったが、私の調べた限りでは無かった。そうであれば是非ともお二人の競演を聴いてみたい。そしてできることならば「リベルタンゴ」をお二人で演奏してもらいたい。寺井さんが今は亡き佐山雅弘さんと競演した時のように、バイオリンとピアノの激しい掛け合いの演奏を是非聴いてみたいと思っている。

 

(動画の貼り付けが上手くできず、すみません)

 

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