八月になって

f:id:タマミサ:20210809130115j:プレーン

          写真ACより  qwuさんの作品

 

八月になって、わが町の空も写真のように真っ青で、夏の白い雲が広がっている。今日(8月10日)当地の予想最高気温は36℃の猛暑日、暑くなりそうだ。

 

今年もコロナが収束しないまま、コロナ禍での二度目の八月がやってきた。  そんな中、コロナ第5波の感染が急拡大し、オリンピックは予定どおり開催され、8月8日に閉会した。

 

①コロナ第5波

前々回「ワクチン」のタイトルでブログを更新した時、東京都に4回目の緊急事態宣言が発令された一週間後には、東京都の新規感染者が、1400人と1月の第2波以来の高レベルになって驚いたと書いた。

 

その後、五輪が開催されても、新規感染者は増え続け、2000人、3000人を次々と突破し8月5日には、過去最大の5000人をも超え、感染爆発の体をなしている。

 

日付  8月4日(水) 8月5日(木) 8月6日(金) 8月7日(土) 8月8日(日)

感染者 4166人    5042人    4515人    4566人    4066人

1週間前

の増加  989人    1177人    1215人    508人    1008人

 

今回の感染爆発は、ウィルスが従来のものと比べ、感染力が格段に強いインド由来のデルタ株に置き換わり、ワクチン未接種の50代以下の若年層に急速に感染が拡大したようだ。

 

その他の拡大要因としては、コロナ疲れや五輪開催による危機感の減退、ワクチン接種による気の緩みが考えられる。

 

後者は、最近の欧米において顕著にみられる傾向で、ワクチンを打ったことによる気の緩みが感染予防効果を上回って、感染拡大に繋がっていると指摘する識者もいる。

 

政府の感染症対策分科会の尾身会長は、国民全体での危機意識の欠如が大きな要因と考え、国のリーダーに「今は国民全体で危機意識を共有し、コロナに立ち向かう」という強いメッセージを発信するよう繰り返し訴えているようだが、如何(いかん)せん我が国のリーダーは、そこのところが苦手のようで、なかなか危機感、緊張感が国民に伝わらない。

 

感染の急拡大は東京都だけに止まらず、首都圏、及び全国に広がっている。 特に東京都に隣接する3県は、感染拡大傾向が著しいため、8月2日から31日まで緊急事態宣言が発出された。

 

わが町もそこに属するので、その対象となり、私の生活も影響を受けることとなった。 それは、市の施設を利用してのテニス、卓球の活動が8月6日~31日まで全て中止となったことだ。

 

テニスについては、この時期熱中症の危険もあり、「夏休み」として活動を休止するのも、悪くはないかもしれない。

 

8月5日、この日は、午前テニス、午後卓球と二つの予定が組み込まれていた。 この日、予想最高気温は35℃以上の猛暑日だったが、8月で活動できる最後の日だったので、ガンバって出かける。 朝からガンガン陽が照り付け、30℃以上と思われる中でプレイした。 スポーツドリンクも1.5ℓくらい飲んだが全て汗となる。

 

一旦帰宅して、シャワーを浴び、一休みして午後の卓球に参加する。 プレイしている時は楽しいので、何ともなかったが、帰って二度目のシャワーを浴びて気が緩むと、急に疲れが出て夕飯支度が面倒になる。 夕食を簡単に済ませ、早めに床に就く。

 

昨年も一昨年も夏の猛暑日で、テニスと卓球を掛け持ちすることは何度もあったが、キツイとかバテるとか、の感覚は余り感じたことは無く、帰宅してからも普通に生活していた。 それが今年は、一日に二つこなすと、身体に堪(こた)えるようになった。

 

今年1月の入院で、まだ体力が戻っていないのか、単に加齢による体力の減退なのか分からないが、明らかに体力は落ちている。

 

 

②オリンピック

開催直前まで、コロナ禍での開催可否や、開催運営について混乱したが、予定通り7月23日に開幕し、8月8日に閉会した。 期間中、選手村でコロナに感染した選手がでて感染拡大し、試合や大会自体がが中止になるというような、最悪な事態は免れることができた。

 

組織委員会のトップや幹部の言動には、賛同しかねることが多々あり、弁当の大量廃棄等の不手際もあったが、大会遂行スタッフや現場スタッフの懸命な努力とガンバリによって、無事閉幕することができた。 彼らの中には、自分の仕事に誇りを持てなくなった人もいると聞いている。 スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。

 

私は昔からオリンピックの競技に特別な関心はなく、いつも見ていたテレビのレギュラー番組が、オリンピック中継で見られなくなることに不満を抱いていたくらいだ。

 

今回も、毎週見ていた日曜日朝のNHK「サラメシ」Eテレ新日曜美術館」が放送されず、テレビは見ずに過ごした。

 

そんな中、私が唯一見たのが「卓球女子団体」だ、これは準々決勝、準決勝、決勝の全てを生で見た。 決勝で中国に敗れたものの、 石川佳純伊藤美誠 平野美宇三選手人ともよく頑張った。

 

今回ずっと観戦していて、特に平野さんについては、卓球技術もさることながら、その、あどけなさ、可愛らしさに魅了されファンになってしまった。 試合中、緊張を解き瞬時に対応するために、常時両足を軽く動かしている様や、サーブを出す時の真剣な顔が堪らなく良い。

 

平野さんは、前回のリオ五輪では、補欠で試合に出られなかったが、今回正選手として活躍できて、本人も満足していると思う。

 

 

オリンピックは終わったが、今日から高校野球が始まる。 気の緩みが心配だ。

13日からはお盆だ。 コロナ禍ではあるが、一人でお墓詣りに行ってこようと思っている。