5月末~6月初週

大相撲夏場所が終わって、暫く「相撲ロス」の感覚を味わったが、また元の日常生活に戻った。相撲の二週間の間に、季節は立夏から小満(しょうまん)に移っていた。

 

一年の内でも最も過ごしやすいと言われているこの頃、今年の5月は多少寒暖差が大きな日もあったが、概ね(おおむね)爽やかで過ごしやすい日々が続いた。

 

       写真ACより   揚げたこ焼きさんの作品

 

今回も特段目新しいことはありませんが、5月末~6月初週の日常を綴ります。

 

5月29日(月)

午前中、歯科医院に行く。ほぼ二か月に一回の定期検査と口内洗浄だ。私の担当は身体の大きな元院長先生で、優しく丁寧に処置してくれる。2年程前、歯医者さんをこの医院に変えた。テニス仲間のSさんから、設備、技術、患者への対応が良いと聞いたからだ。

 

実際に通ってみても、期待通りで満足している。年を重ねると口腔ケアはとくに重要だとよく言われる。何時までも美味しく食事ができるよう、これからもしっかりケアしていきたい。

 

午後H卓球に行くと、練習前に代表のWさんに呼び止められ、Wさんの後任として、H卓球の代表を引き継いで欲しいと言われた。Wさんは10年以上この会の代表を務められ、練習場(公民館)の予約から会員への連絡、会費の運用、練習会の進行等全てを一人でやってこられた。

 

私を含む会員は、練習日に公民館に行って卓球をして帰ると言う誠に気楽に卓球を楽しんでいたが、それもWさんが全部やってくれたからだと改めて気が付いた。私もこの会に入会して10年以上となり、会の中では2番目の古参会員になっていた。 

 

今迄お世話にもなった事だしと引き受けることにした。2ヶ月くらいは今まで通りWさんに進行等はやって頂き、私は6月中旬の公民館サークル会議への出席と8月の会場予約から活動することとなった。

 

5月30日(火)

火曜テニスに行く。この日朝は曇っていたが、昼にテニスを始める頃から青空となった。気温は26℃、風が吹けば心地よいが、運動するには暑く、これから夏の猛暑が思いやられる。

 

このサークルの仲間のNさんに、動きの悪くなったパソコンを診てもらい、メモリーを新しく購入して容量アップすることにより、パソコンは改善した。これまでの、立ち上がりが遅かったり、画面が途中で止まってしまうことも無くなり、精神的にもイライラが解消されて、本当に助かっている。改めてNさんにお礼を言う。

 

テニス後、S卓球に向かう。11人のメンバーの内10人が参加して、賑やかだった。このうち二人が旅行に行ってきたとお土産のお菓子を差し入れてくれた。一人は長崎、もう一人は浜松だ。コロナの規制が無くなって、旅先の人出も多かったそうだ。特に東南アジアからのインバウンドが多く目に付いたという。

 

5月31日(水)

未明に霧のような雨が少し降った。今日は水曜日の早朝テニスの日で、コートはクレイのYテニス場だ。7時頃、家の前の道路の濡れ具合を見ると、ほとんど渇いていたので、クレイであってもテニスはできると判断した。支度をして家を出る前に、確認の為テニス事務所に電話すると「本日はコート不良で中止」と告げられた。「オットットット・・・」という感じだ。

 

朝ポッカリと時間が空いた。何をしようか考えて、地元の内科医に行くこととする。ここへは2ヶ月に一度、血液検査のための血液採取や問診と血圧の降圧剤と血液凝固抑制剤をもらいに行っている。この医院の診療日は予約制ではなく患者が決めるので、急に医院に行っても構わない。薬はまだだいぶ余っていたが、2ヶ月分受領してきた。

 

6月1日(木)

午後H卓球に行った帰りに、SさんといつものMACで談話する。Sさんとは、大相撲夏場所前に、朝之山の成績で賭けをした。(十日目の時点で、朝之山が優勝争いにいて、トップと1差以内であれば私の勝ち、そうでなければ私の負け)

 

結果は、朝之山が照ノ富士とトップを並走していたので、私が勝った。MACのコーヒー、アップルパイ、ソフトクリームをご馳走になった。

 

ウクライナ情勢、長野の猟銃殺人事件、岸田首相長男の秘書官更迭等、今話題の出来事をダべリングした。

 

6月2日(金)

朝から前線の影響か本格的な雨が降り続いた。傘をさして歩いてリハメンテに行く。

 

いつものように、Yさんがバイクマシンを漕いでいる間、その横で紅茶のボトルを飲みながら世間話をする。朝のニュースで就職の面接が始まったと聞いたので、就活中のYさんの次男君はどうかと尋ねる。

 

次男君は既に4社から内定をもらっているのだが、本命の1社以外の3社には、返事を保留しているという。今年は売り手市場で学生には有利なようだ。

 

就職のしやすさは、その時の社会情勢によって全く異なる。私の娘の時は、就職氷河期で大変苦労したようだ。実力よりも時の運に左右されるのは、学生が可哀そうだ。

 

ニュースで、将棋の藤井聡太さん(20才)が名人戦渡辺明名人に勝利して、最年少名人/最年少7冠になったと報じられた。

 

彼は若くて凄い才能を有しているのに、言葉使いや態度がしっかりしていて感心する。最近何かと地盤沈下の日本人の中に有って、野球の大谷翔平選手とともに光り輝く存在だ。

 

6月3日(土)

昨日から今朝にかけて、日本の各地で線状降水帯が発生して大雨が降った。昨日から今日の昼まで、東海道新幹線がこの雨の影響で不通となった。地震や台風ではなく、雨で止まるとは相当激しい雨だったのだろう。我が家の近辺も、深夜は寝ていても雨音が聞こえるほどで、かなり降ったようだ。

 

昼近くになって雨が止んだので、スーパーに買い出しに行く。レジのHさんが、私の買い物をレジ打ちしていて、「肉、野菜、魚とバランスの良い買い物をしていますね」と褒めてくれた。「酒のつまみで選んでいるだけですよ」と答える。

 

冷凍食品の『最初の一杯のためのおつまみ焼売』を見て「こんな商品もあるんだ。私も今度買ってみよ」「ワタシなんかも、夜の晩酌が楽しみで働いているようなもんだから、ご飯のおかずより、つまみに目がいきます」と言って屈託なく笑った。