年末年始

暮れの12月27日から大晦日までの毎日は、大掃除、買い物、正月支度と大忙しの毎日が続いた。

 

普段は、四角い部屋をまーるく掃くような掃除をしているので、暮れの大掃除となると大変である。やり始めると細かいところの汚れが目に付いて、それを一つ一つきれいにし始めると、掃除の進捗は遅々として進まず、とても年内には間に合いそうにない。

 

「少しずつしておけばよかった」と反省し、「来年こそははそうしよう」と誓うのであるが、今年も同じ過ちを繰り返し、目に見える範囲で省略する。それでも、スッキリときれいになった部屋に鏡餅や正月飾りを飾り付けると、清々しい気持ちで新年を迎える気分となり、私はこの瞬間が好きだ。

 

年が明けて元日には、今年も娘家族(娘夫婦、10才、6才、4才の三姉妹の5人)が年始にやって来た。ごく簡単なお節料理とすき焼きで接待するだけであるが、連れ合いがいなくて私一人ですべての準備と相手をするので、結構忙い。

 

孫の3人は、私がクリスマスプレゼントしたお揃いの緑の洋服で現れ、皆とても似合って可愛らしい。彼女たちは年々成長が著しく、成長が止まり退化一方のわが身と比べ、目映く輝いて見える。羨ましい限りだ。

 

2日になって、暮れから続いた大忙しもやっと一段落し、天気も良かったので、約3時間ウォーキングをしてきた。その時通った尾根の緑道は、木々の合間から差し込む陽射しが柔らかく、散歩道の緑がとても気持ちよく、1週間続いた室内作業で溜まったストレスを一気に払拭できた。