ウォーキング 2

わが町の屋外公共施設は、6月から使用禁止が解除されテニスができるようになった。

 

3ヵ月ぶりに仲間と再会しプレイした。私を含めて皆さん初めはぎこちなかったが、直ぐに以前の状態になり、青空のもと屋外の大気をいっぱい吸い込んでテニスできる喜びを満喫していたようだ。ストレスも大分解消されたと思う。

 

テニスの無い日は、先週から再開したウォーキングに週2回ほど出かけている。

今日も行ってきた。

 

靴を履き、靴紐を固く結び、いざ出発という時、マスク忘れに気が付く。又紐をほどいて靴を脱ぎ、室内に取りに行くのが面倒で、たまたま玄関の棚の上にあった昨日届いたアベノマスクをして出発する。

 

アベノマスクは、いつも使用している不織布と違いガーゼ生地で分厚く、呼吸が激しくなると息苦しくなりそうだ。付け始めに僅かに変な臭いがしたように感じられた。これは、私がアベノマスクにあまり良い感情を抱いていないことから感じたかもしれない。

 

ウォーキング再開の初回の時、歩いていて街路や住宅のツツジはもう盛りは過ぎたと思っていた。今日、わが町の比較的大きな公園を通り抜けたら、公園のツツジは丁度満開で、綺麗に手入れもされており、今が盛りと咲き誇っていた。

 

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この公園から、尾根の緑道の西端を目指す。

 

この緑道は隣町にあって、全長約8㎞の森林の中の道である。丘陵の尾根に沿っているので、所々に展望所を有して見晴らしが良く、よく整備された格好のハイキングコースだ。

 

隣町ではあるが、緑道の東端は、我が家から歩いて約1時間の距離なので、よくウォーキングのコースとして、利用させてもらっている。

 

公園から緑道西端までは約2時間、住宅地や大きな工場横の車の往来も多い道を進む。ウォーキング環境はあまりよろしくない。途中道端にマスクが落ちている。今日だけで6枚発見した。

 

隣町との境界の川を渡って、小高い丘を登ってやっと緑道西端にたどり着く。

 

緑道へ足を踏み込むと、それまでの一般道とは打って変わり、静寂な森林の中の一本道だ。歩道は木材のチップが敷き詰められており、ふかふかの絨毯の上を歩いているようで、まことに心地よい。

 

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こんなに気持ち良い道なら、3時間でも4時間でも楽しく歩いていられそうである。

緑道周りの木々は緑も濃くなり、これからの梅雨や盛夏に備えているようだ。

 

緑道の途中から丘を下り、帰途に就く。

帰り道の道端の草むらで、ハーブのような匂いのする植物を発見。

 

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私は草木の名前には疎く、全く自信が無いが「ラベンダーではなかろうか」と考えた。茎の先の薄紫の花はとても小さいが、鼻を寄せて吸い込むと、仄かにラベンダーの香りがした(ように思えた)。

 

歩行時間 約4時間、歩数 28,000歩、距離 17.8㎞ のウォーキングだった。