自宅リハビリ生活 10

<リハビリセンター 2>

 

3回目のリハビリセンター通所日(2月12日)の前日、右手指を怪我してしまい、12日は欠席した。翌週、センターにダメもとで「休んだ場合、振り替えでリハビリを受けることはできませんか?」と電話で訊いてみると、幸運にも振り替えは可能とのことだった。

 

12日の振替日を18日(木)としたので、今週は18,19日と二連チャンのセンター通いとなった。

 

 

2月18日(木)

 

始めて木曜日のリハビリに行った。指導員は、言語以外は金曜日とほとんど異なるメンバーだった。

 

下肢トレーニングを担当して下さったのは、女性の理学療法士の方で、私の身体の状態を見るために、「まず普通に室内を歩いてください」と言われる。

 

彼女は私の後ろを歩き、私の歩行を観察し、一周歩き終わると、「右の足の出し方が少しおかしいですね。 右腰、右のお尻と足がうまく連動していません」と指摘される。

 

成程、そうだったのか。ウォーキングで長距離は歩けるようになったが、歩いていて入院前と何かが違う、自分の歩行に何だか分からないが、違和感を感じていた。

 

さすが、理学療法士 ちょっと歩いただけで、私のおかしいところを見つけてくれた。

 

病気による右の失調がまだ残っているのだろう。この日の下肢リハビリは、右側を中心に筋力トレーニングとバランストレーニングを行った。

 

言語リハビリは、最近家でもサボることが多かったので、ほぼ二週間ぶりの本格的な舌のトレーニング、舌を口の中に引き抜く力、舌を左右に移動する力が相変わらず弱い。

 

10台のマシンを使ったマシントレーニングは、二回目と同じ負荷で行ったせいか、余裕で全台やり遂げることができた。サポートの指導員さんに姿勢と手足の動かし方が良いと褒められた。嬉しかったが、まだ、負荷が小さいからだろう。

 

2月19日(金)

 

張り切って歩いてセンターへ行く。途中、娘の通った幼稚園があり、まだ就業前で園児が運動場でやブランコ等の遊具で遊んでいる。最近の園児は大きくなったなと感じる。小学生かと思うような子供が沢山いた。同年代の一番下の孫を思い出す。

 

センターに着き、着替えて指導員さんの指示を待つ。

 

本日の下肢リハビリのメニューは、椅子に座りボールを膝に挟んでの足上げとか、腰ひねり、踵上げ、下肢内側部、体幹レーニングといった地味なものが多かった。センターだから1時間近くでもできるが、自宅で一人でこのメニューをやったら、すぐに飽きてしまいそうだ。

 

言語リハビリでは、言語聴覚士の先生から、左側の唇の上部に麻痺が残っていると言われた。口を開け顎を引いて「らりるれろ」と言う練習をするのだが、顎を引くと舌が上顎に届かず、上手く言えない。言語リハビリは時間がかかりそうだ。

 

10台のマシントレーニングは、3台くらい負荷が軽く感じたので、負荷を一段上げた。

 

ウォーキングマシンで20分歩いた後、マッサージ器で足をほぐし、今日のリハビリは終了とする。