10月前半

まず、ウクライナ情勢

10月8日、クリミアとロシアを繋ぐクリミア大橋が爆発破壊された。ロシアにとっては戦略上からも大変重要な橋で、ロシアは「ウクライナによるテロ」と認定して、報復として、首都キーウ他複数の都市を無差別的にミサイル攻撃をしている。

 

そもそもロシアが一方的に軍事侵攻したことによるウクライナとの戦いで起きたことで、ロシアの主張は当たらないが、いずれにせよ、これにより、和平の道は又遠のいてしまった。これから戦時下で冬を迎えるウクライナ市民のことを思うと胸が痛む。

 

ロシアは東・南部4州を併合したものの、ウクライナは東部の要衝リマンを奪還し、ウクライナの反撃が続いている。更にロシアの劣勢が拡大するようだと、ロシアが核兵器を使う確率が更に上がる。それだけは止めて欲しい。

 

 

国内では、第7波コロナ感染者は全国で3.5万人(10月15日時点)と下火にはなった。この状況で、政府は海外からの旅行者増大を狙って、水際での規制をほぼコロナ前の状態に緩和し、国民向けには、全国旅行支援を10月11日(東京都は10月20日)から開始した。

 

観光を起爆剤として、コロナで落ち込んだ経済を立て直したいとの気持ちは分らないではないが、余りにも観光に偏り過ぎた優遇政策には疑問が残る。

 

旅行に行ける人たちは、経済的に余裕のある人達だ。この人達は、旅行支援など無くとも、コロナの心配が無いと自分で判断すれば、自発的に旅行に出かけるであろう。

 

コロナで生活が苦しくなった人(例えばシングルマザー)や、中小企業経営者はいっぱい存在する。そのような人達への支援を優先させるべきと思うが・・GO TO トラベルの時もそうだったが、旅行業界と関係が深い自民党派閥の領袖の存在が透けて見えるのも気持ち悪い。

 

 

私の生活は、毎度お馴染みの平凡な日々の繰り返しが続いている。今回も10月前半の営みを綴ってみます。

 

<気温の急変>

10月4日(火)は真夏日だった。この日テニスがあって、「10月なのにまだ夏だね」と積乱雲を見ながら仲間と話し合った。翌日から気温は下がり、6日、7日は最高気温が12~14℃、一気に冬の寒さとなった。

 

まだ着るものは、夏物だし、寝床の掛物は夏用薄物だ。ストーブも欲しいくらいだ。慌  てて衣類、寝具の秋冬ものを引っ張り出す。

 

風呂もそれまでほとんどシャワーで済ませていた。この気温になるとシャワーでは寒い。午後2時半頃、バスタブに湯を張って入浴剤を入れ、久しぶりにお湯の中に身体を横たえる。やはり気持ち良い。

 

湯上りに夕食とした。寒くなると、晩酌のお酒も、ビールより熱燗が恋しくなる。これで鍋だったら、すっかり冬モードだ。

 

<CDプレーヤー、ヘルスメーター>

わが家は電化製品の物持ちが良い。電子レンジは30年以上使用した。シンプルな機能だったせいか不具合も無く使い続けた。レンジとしては初期のもので、寸法が大きく台所の配置上非効率であったので、まだ使えたが、数年前に新しいものに買い替えた。思ったより価格が安くて驚いた。

 

これも20年以上使い続けたCDプレーヤーとヘルスメーターが最近相次いで壊れた。

 

このところ音楽はほとんどYouTubeで視聴しているので、CDプレーヤーの使用頻度は凄く少なくなった。月命日に「般若心経」の声明をCDで流していたが、これができなくなったので、新しい物を買うことにした。家電量販店に行って、コンパクトで持ち運びの出来るCDラジオを購入した。CDプレーヤーに特化したものでは無いので、これも安価だった。

 

ヘルスメーターは、ホームセンターで購入した。その夜ヘルスメーターのセッティングをするため、自分の性別、年齢、身長を登録しようとしたが、取説どうりに何回やっても登録できない。これは不良品に違いないと思い、翌日別のものに交換してもらおうと考える。

 

翌朝、お店に行く前にもう一度セッティングをしてみると、なんなく登録できた。昨夜は何だったんだろうと思う。

 

 

 

今迄のヘルスメーターは、体重と体脂肪率しか測定できなかったが、今回のものは、体重、体脂肪率、体水分率、推定骨量、基礎代謝量、筋肉率、BMIが表示される。

 

早速計測してみる。

 

          測定値      判定基準(取説記入値)

  体脂肪率    19.1 %       細い

  体水分率    59.2 %      やや高い

  推定骨量    2.6  ㎏     理想値 2.8 ㎏

  基礎代謝量  1192  Kcal    参考基準 1220 Kcal

  筋肉率     40.5 %       高い

  BMI       23.0        普通体重

 

推定骨量と基礎代謝量が予想より小さかったが、ま~こんなものかと思う。

 

 

<サークル活動>

11日の火曜テニスは、メンバー7人のところ、4人が欠席となり、3人ではゲームができないので、中止となった。参加者が3人以下で中止になるのは初めてのことだ。この日は天気も良くテニス日和だったので残念。

 

翌水曜日のテニスは、いつもと同様できたが、14日のS卓球サークルは、こちらも中止となった。私はリハビリと重なるので、もともと欠席の予定だったが、私も含めて欠席者が多くて、代表から中止との連絡がメールで入った。H卓球も今週はなかったので、今週サークル練習したのは、水曜日のテニス1回だけとなる。

 

<リハビリセンター>

14日の金曜日、サークル練習が2回中止になったので、その分の運動をマシントレーニング等で補うべく、張り切ってリハビリセンターへ行く。

 

ストレッチでは、この日も新しいメニューが課せられた。それは腰の高さの円柱のポールに両手をついて身体を支え、両足の踵を上げる。つま先立ちの状態で片足を上げて片足立ちをする。

 

片足立ちは、バランスのトレーニングでよくしていたが、つま先立ちでしたのは、生まれて初めての経験だ。「そうかバレリーナはこういう練習をしているのか」と思いつく。

 

ポールで支えていても、フラフラして定まらない。先生は「目標はポール無しですることです。」と言って、ビシッとポール無しのお手本を示してくれた。キレイだった。できるようになるには時間がかかりそうだ。

 

この施設へ通っている人の中には、障害が生じる前スポーツをしていた人も何人かいる。以前は野球好きで職場の野球部に所属し、運動神経は抜群だったと言う人もいる。彼はパーキンソン病に罹患し、今ここの施設でリハビリに励んでいる。

 

それから、卓球をしていて、私のようなお遊びの卓球ではなく、色々な試合に出場して活躍していた女性もいる。

 

彼らは何れも現時点では、スポーツができる状態ではないが、熱心にリハビリを続けている。元の状態に戻りたいという切なる気持ちと、戻れるのだろうかという不安な気持ちが、常に頭の中で交錯していることだろう。

 

その点、私は大変恵まれていて、フラツキはあるものの、テニス、卓球を再開できている。大変ありがたいことと、ここまで回復してくれた自分の身体に感謝したい。

 

この日は涼しかったが、それでもマシントレーニングでは、大量の汗をかいた。

 

自治会活動>

自治会の地区長になって半年が過ぎた。 今年も行事は、コロナ感染防止で、お祭り、盆踊り、運動会、旅行が3年続けて全て中止となった。

 

それ故、これまでにやった地区長の仕事は、自治会費の集計、月一の地区長会議出席、回覧物の配布、掲示板へのポスター貼り付け、公園清掃、ごみネットの張り替え等の軽作業で多大のマンアワーを使わずに済んでいる。 

 

15日の地区長会議の後、防災訓練を行った。 参加者は自治会役員と地区長21名、自治会館から一次避難場所なっている公園までの夜間移動訓練だ。 各自ヘッドライトを付けたヘルメットを被り、発電機と投光器をのせた台車を先頭に夜の住宅街を20分程歩く。 公園で会長の訓話の後解散した。

 

災害時雨とか、地震で道路が瓦礫で散乱していたら、難儀するだろうなと思う。 こういう訓練はやらないよりはいいだろうが、実際の災害時に役立たせるのは難しいと思った。

 

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おまけに、この時期に相応しい「百恵ちゃんの秋桜」の動画を貼り付けます。

 

秋桜

作詞、作曲 さだまさし 歌唱 山口百恵

 

薄紅の秋桜が秋の日の

何気ない陽溜まりに揺れている

此頃涙脆くなった母が

庭先でひとつ咳をする

 

縁側でアルバムを開いては

私の幼い日の思い出を

何度も同じ話くりかえす

独言みたいに小さな声で

 

こんな小春日和の穏やか日は

あなたの優しさが浸みて来る

明日嫁ぐ私に苦労はしても

笑い話に時が変えるよ

心配いらないと笑った

 

あれこれと思い出をたどったら

いつの日もひとりではなかったと

今更乍ら我儘な私に

唇かんでいます

 

明日への荷造りに手を借りて

しばらくは楽し気にいたけれど

突然涙こぼし元気でと

何度も何度もくりかえす母

 

ありがとうの言葉をかみしめながら

生きてみます私なりに

こんな小春日和の穏やかな日は

もう少しあなたの子供で

いさせてください

 


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