家電トラブル

近年、夏になると「今年の夏は異常な暑さで・・」と語っていたが、今年もご多分に漏れず異常な暑さが続いている。

 

暦では「大暑」が過ぎて、8月8日に「立秋」を迎えた。まだまだ暑くて秋の気配は全く感じられないが、それでも猛暑日の続いた先週に比べると、今週に入って最高気温は少し下がっている。

 

日本に影響する台風も活動し出した。台風6号は奇妙な進路をとり、2回も急激に方向を転換した。奄美、沖縄地方の方は、2回も同じ台風の被害に遭うことになり、気の毒なことだ。進路変更は、その地点で通常とは異なる現象が起きていたのであろうが、天気予報はそれを予測している。大したものだと大型計算機の威力に感心した。

 

6号は九州西部を通り過ぎてホッとしたのも束の間、続いて7号が小笠原方面から日本列島を目指して北上している。台風の接近が丁度お盆の時期と重なり、今年は悪天候のお盆となりそうだ。

 

 

このところの暑さのせいか我が家の家電製品が、次々と故障したり動かなくなった。

 

⑴血圧計

17年前に「房室ブロック」という心臓の病気になり、退院後健康管理として病院等に設置してあるのと同じような腕を差し込む型の「血圧計」を購入した。以降毎日血圧測定をしてノートに記録した。朝起きて最初にするのが、血圧測定で毎朝の日課となった。

 

ある朝、測定中に「E7]のマークが出て、測定不能となった。17年間、1万回以上も使用しているのだから「寿命かな」と思い買い替えることにする。今まで毎朝使っていたので愛着も感じ、「お疲れさま!ご苦労様でした!」と声をかける。

 

新しく購入した血圧計は、腕帯が可動式になっているので、正しい姿勢の測定が容易で使いやすい。これから、又何年かお世話になる。

 

 

 

⑵プリンター

こちらは、購入8年目の機器だ。ワードで作成をした文章を印刷したら、印刷文字に筋が入って擦(かす)れたような状態となり、読みにくくなった。黒のインクが少なくなったのかと、このプリンターを購入した家電量販店に行く。

 

店員さんに事情を話すと、「インクの問題ではないと思われます。ノズルチェックパターンを印刷、確認してください。それでも解決しなければ、この機種はもう販売していないので買い替えが必要です」と言われる。

 

帰宅してチェックパターンを印刷したが、異常なし。「買い替えか!」と諦める。

 

それにしても、プリンターはパソコンに比べて価格が安い。インク代が高いので、メーカーはそれで元を取っているのだろうが、プリンター本体の製造期間も短いように思う。新機種を販売したいメーカーの気持ちも分からないでもないが・・・。

 

 

⑶電子レンジ

これは、機器の故障ではないが、ドアの窓部分が剥がれてしまった。ドアは二重になっていて、外側のものが剥がれた。見た目は悪いが、内側のドアだけでも普通に調理できる。今は一重ドアで使っているが、電子レンジも昔に比べると随分安くなったので、プリンターなどと一緒に買い替えようかと思った。

 

⑷テレビ

居間の大型テレビが「NHK首都圏ネットワーク」を見ていた時に、突然画面が黒くなり映らなくなった。テレビ画面電源のランプが点滅し、色々操作したが直らない。

 

このテレビは、平成19年1月に購入したもので、今年で16年目だ。ほぼ毎日見ていたが今迄一度も故障したことが無かった。「テレビって丈夫な機器だな」と思っていた。

 

血圧計同様テレビも寿命がきたのだと観念する。

 

テレビが故障して見られなくなったが、全く不便を感じない。ニュースは朝はTBSラジオの「森本毅郎スタンバイ」夜はNHKラジオの「NHKジャーナル」で十分情報が入る。ニュース以外は普段もほとんど見ていないので、影響はない。

 

四国遍路の旅に出かけた時は、2回とも2か月間テレビは一切見なかった。普段溢れている情報から遮断された生活は、新鮮で意義深く感じたものだ。

 

テレビの再購入は時間をかけて決めようと思う。