二月第三週

一週間前は雪が降って寒かったが、今週に入って日本列島南に大きな高気圧が居座り、南からの強い暖気が流れ込んで、全国的に3月から4月の陽気となった。冬の寒さの中でたまに暖かい日があると、動き易くもあり有難いものだが、この真冬の時期に極端に暖かい日が数日も続くと、気持ちが悪い。この季節に見合った寒い日の方が心が落ち着く。

 

二月第三週の日々の日常を綴ります。

 

2月11日(日)

先週一週間悩まされたパソコンのエクセルの不具合を直してもらおうと、このパソコンを購入した家電量販店の修理コーナーにパソコンを持ち込んだ。不具合は、エクセルのアプリが消えてしまったことで、ワードやアウトルックは正常に動いていたが、それらを含めたマイクロソフトオアシスのアプリを一括して再度インストールしてもらった。

 

これにより、エクセルの不具合は解消した。「エクセルのアプリが消えたと分かった時点でここに来ていたら、一週間無駄な作業をせずに済んだのに」と悔やんだが元の状態に戻って一安心する。

 

2月12日(月)

午後、H卓球に行く。開催場所は公民館の大会議室、使用料は2時間800円、会費は室料800円を参加人数で割った額(端数は切り上げ)を毎回その都度代表の私が徴収している。この日の参加者は8名。本来一人100円を徴収すべきだが、端数の剰余金が800円を超えていたので、この日は無料とした。たった100円のことであるが、参加者には喜ばれた。

 

テニスはコート代が1300円で、やはり参加人数で割って精算していて、一人200~300円だ。卓球もテニスも非常に安い料金で、運動ができ、仲間とのコミュニケーションがとれ、楽しむことができる。ありがたいことだ。

 

2月13日(火)

12:30からの火曜テニスに行く。快晴でこの日の当地の最高気温は16℃、三月下旬の気温だという。一週間前は防寒上衣を着てプレイしたが、今日は長袖シャツにした。それでも一ゲームプレイすると、頭は汗で帽子が濡れた。私は汗かきなので、頭はタオルを巻いてサンバイザー、長袖シャツは脱いで、半袖のTシャツ一枚でプレイを続けた。この恰好で丁度良い気温だった。

 

2月14日(水)

水曜朝8時半からの水曜早朝テニス、このサークルのメンバーが最近退会したりして、常時参加できる人数が5人となってしまった。代表のKさんから新しく入会してくれそうな人がいないか打診される。

 

かつて私が入会していたテニスサークル(2年程前に解散した)の仲間のHさんが、脊椎間狭窄症で足が不自由になって、テニス活動を休止していたが、病気が治って又テニスをしたいとメールを頂いたことがあった。Hさんに水曜テニスへの勧誘を試みる。Hさんも乗り気で、水曜テニスへの参加を承諾してくれた。

 

今日はHさんの参加初日だ。Hさんは元々テニスがお上手な方だったが、プレイの様子を見てもブランクは全く感じられず、溌溂とプレイされていた。代表のKさんからも「良い人を紹介してくれた」と礼を言われる。Hさんからもこのサークルがお気に召したようで礼を言われる。双方から礼を言われ、このサークルの役に立てて良かった。

 

2月15日(木)

この日関東地方は最高気温が20℃を越え、冬のこの時期としては異例の暖かい日となり、春一番も吹いた。その報を聞いてキャンディーズの「春一番」を口ずさむ。

 

   風が吹いて暖かさを運んできました

   どこかの子が隣の子を迎えに来ました

   もうすぐ春ですね

   彼を誘ってみませんか・・・

 

ところで、「春一番」が気象庁で気象用語として正式に採用されたのは。この歌が流行した後のことらしい。NHKラジオのニュース番組「NHKジャーナル」で、気象予報士が言っていた。流行り歌の影響力たるや凄いものだと感心した。

 

先月に録画してあったWOWOWの連続ドラマW「プラチナタウン①~⑤」を昨日今日の二日に分けて見た。

 

原作は楡周平高齢化社会の日本が抱く「老後」の新しいライフスタイルを模索するドラマだ。エリート商社マンから北海道の故郷の町長に転身した主人公が、150億円の負債を抱えた町に、高齢者のテーマパークや理想の老人ホームを作って町を「プラチナタウン」にするという夢のプロジェクトに挑む姿を描いたものだ。

 

主人公は大泉洋が演じている。WOWOWの「ドラマW」は、骨太でリアリティがあって見応えのする作品が多い。大泉はこの作品が「ドラマW」の初出演作だそうだが、熱演している。大泉自身がこのドラマのような北海道出身で、この役は将にはまり役で、実在の町長と思えるくらいだ。エンターメント作品として面白かった。

 

2月16日(金)

毎週金曜日のリハメンテ施設へは、歩いて通っている。その途中に幼稚園があり、去年初めころから、現在の園舎を取り壊して新しい園舎の新築工事が行われている。幼稚園保育を行いながらの工事なので、工事期間が長い。今朝その前を通ると、今迄工事シートに覆われて見えなかった新園舎が、シートが取り払われて見えるようになった。

 

 

新園舎は木造総二階建てだ。この幼稚園は、地元の名士N氏一族が運営していて、この地域では歴史があることで知られている。私の娘もここでお世話になった。近年の少子化で幼稚園経営も大変であろうが、だからこそ、他の幼稚園と差別化を図り、園児獲得競争で有利になるよう園舎を新築したのかなと考える。

 

2月17日(土)

午前中にスーパーへ買い出しに行く。店の飾り付けは、節分、バレンタインが終わって、雛祭り用になっている。

 

商品棚も柑橘類はこれまでのみかんに加えて「ぽんかん」「デコポン」が並ぶようになった。野菜売り場では、「わらび」「フキノトウ」や「食用菜の花」といった春を感じる野菜が見られるようになった。

 

最近外出をしていないので、季節の移ろいは専ら(もっぱら)、スーパーで体感している。